小平“三宅越え”パワーでソチ目指す
ソチ五輪出場を目指すスピードスケート女子の小平奈緒(27)=相沢病院=が24日、シーズン開幕を前に、長野市内で練習を公開した。
オフ期間中は、例年よりも激しい筋力トレーニングを敢行。炭水化物を多くした食事も取り入れ、筋肉で体重を3キロ増やした。スクワットの最高重量は、10年バンクーバー五輪時の110キロを大きく超える150キロをマーク。ベンチプレスは57キロから77キロへ、大きく記録を伸ばした。ロンドン五輪重量挙げ女子48キロ級銀メダリストの三宅宏実=顔写真=とベンチプレス談議をし、「私の方が持てちゃっていた」と、三宅より思いものを持ち上げられるパワーを手に入れた。
力強さを増したスケーティングを披露し「安定感が出た」と手応えを強調。10月全日本距離別(長野)で、五輪シーズンのスタートを切る。