佳純、喜び爆発!親子で山口57年ぶりV
「東京国体・卓球」(3日、府中市)
成年女子では、ロンドン五輪銀メダリストの石川佳純(20)=全農=が名を連ねた山口が決勝で東京を3‐1で下して優勝した。山口の成年女子としては1956年の兵庫大会以来、57年ぶりの頂点を極めた。
勝利の瞬間、エースは大きなガッツポーズで喜びを爆発させた。1番手と4番手でチームに2勝をもたらした佳純は「2年前の山口国体では自分もこけてチームも負けて(8強)悔しい思いをした。五輪と同じくらいか、それ以上緊張した」と振り返った。この日の山口チームは元卓球選手の母・久美さんが監督として帯同。チームメートとだけでなく、親子でもつかんだ歓喜に笑顔がはじけていた。