内村“打倒中国”「近づいたかな」
ベルギーのアントワープで開催された体操の世界選手権に出場した日本代表が8日、成田空港に帰国し、都内のホテルでメダリスト会見が行われた。
前人未到の個人総合4連覇を含め、金2、銅2と計4個のメダルを獲得した内村航平(24)=コナミ=は「自分の満足いく演技ができて、結果もついてきた」と充実した表情で振り返った。個人総合銀の加藤や、種目別で金メダルを取った白井、亀山と、日本の総合力を見せつけた今大会。来年の世界選手権(中国・南寧)では、内村にとって最も欲しいタイトルの団体戦も行われる。08年北京五輪以来、宿敵中国に4連敗中だが「来年の団体戦での金メダルに近づいたかな」と手応えをにじませた。