フェンシング太田、リオ五輪金を誓った
フェンシング男子で2大会連続五輪銀メダリストの太田雄貴(27)=森永製菓=が23日、東京都葛飾区で行われたセブン&アイ社の国産食料品応援ポイント(こくポ)PRイベントに参加した。
17日にツイッターで16年リオデジャネイロ五輪出場を目指すことを表明した太田は「国体(東京都代表で優勝)を通じ、心の底から命を懸けた試合をしたいと思った。有名になりたいとかではなく、(五輪で)金メダルを取りたいというのが復帰を決めた一番の理由」と覚悟を明かした。
リオ五輪がおそらく集大成となる。国体優勝の直後には、現役生活について「持ってあと3年」と漏らしている。年内は国内で調整しながら、海外遠征も検討しているという。
ロンドン五輪後は国際大会に出場していないため、今は世界ランキングに名前がない。09年5月に日本人初の1位に輝いた太田は「(五輪前に)個人戦は8位を切っていないと、勝負にならない。団体戦(日本は現在8位)も順位を上げていかないと」と日本フェンシング界初の金メダルへ向け、文字通りのランクアップを宣言した。