菜那が初V!美帆と姉妹W杯代表入りへ
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(26日、エムウエーブ)
女子3000メートルは、バンクーバー五輪代表の高木美帆(19)=日体大=の姉菜那(21)=日本電産サンキョー=が、4分10秒04で初優勝。3位に入った1500メートルに続き、W杯代表を確実にし「優勝できると思ってなかった」と、はにかんだ。
これまで中学生で五輪に出場した美帆と比べられることも多かったが「悔しくて、いつも負けてることを自分の中で否定していたけど、最近は受け入れられるようになった」。地道に積み上げてきた力が花開いた。
美帆も5位で、姉妹でのW杯代表入りへ前進。「姉の優勝はうれしい。“負けないぞ”って気持ちになった」と、刺激を受けた様子だった。