立命大が12季ぶりV!猛攻8トライ
「関西大学ラグビー、立命大54‐21天理大」(30日、花園)
立命大が天理大に54‐21で大勝し、6勝1敗で12年ぶり3度目の優勝を果たした。全国大学選手権には立命大のほか、同大、京産大、関学大、大体大が出場。3連覇中だった天理大は6位に終わった。関大と近大は入れ替え戦に回る。
12年ぶりの優勝を決めた立命大の選手たちは、両手を突き上げて歓喜に浸った。3度、宙に舞った中林監督は「何が何でも優勝という思いは強かった」と感慨深げだった。
前半7分にWTB高木が先制トライを挙げて勢いに乗った。FWとバックスが4トライずつと得点を重ねて天理大を一蹴。バランスのいい攻撃を繰り出し、指揮官は「FWはこだわっている部分だけど、バックスもレベルアップしようとやってきた」とうなずいた。
前回の大学選手権は4強入りを懸けた2次リーグの帝京大戦で12‐48と惨敗した。選手権4連覇中の大学王者に雪辱するため、庭井主将は「今と同じじゃ勝てない。きょうの課題をどれだけ消化できるか」と一段の強化を誓った。