歴代世界最高得点の羽生「ただただ驚き」
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「フィギュアスケートGPファイナル・第1日」(5日、マリンメッセ福岡)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)がSPの世界最高得点となる99・84点をたたき出して首位発進した。2位には、世界選手権3連覇中のチャン(カナダ)が87・47点で、3位には織田信成(関大大学院)が80・94点で入った。町田樹(関大)は65・66点で最下位・6位のスタートとなった。
異次元のスコアに、キスアンドクライで自身の得点を目にした羽生は思わず手をたたいて喜んだ。4番手滑走でリンクに飛び出すと、冒頭の4回転をあっさりと成功させる。その後も次々にジャンプを決めるノーミスの演技構成。疲れの見えた終盤には、スピンが4段階評価でレベル3となったが、会心の演技を披露した。「自分のやるべきことをしっかりやろうと思って(演技に)入った。得点には、ただただ驚いています」と語った。