パナソニックが3季ぶりサントリー撃破
「ラグビー・トップリーグ、パナソニック42‐13サントリー」(14日、秩父宮)
上位8チームによるA組3試合を行い、昨季4強のパナソニックが3連覇を狙うサントリーに42‐13で快勝し、3連勝で勝ち点18とした。サントリーは2勝1敗の同14。昨季準優勝の東芝はNECに22‐18で競り勝ち、3連勝で勝ち点14に伸ばした。NECは3連敗で同5。ヤマハ発動機はキヤノンに23‐19で逆転勝ちし、2勝1敗の同13。キヤノンは1勝2敗で同7となった。
パナソニックは三洋電機時代の2011年1月のプレーオフ決勝以来、3季ぶりにサントリーを撃破した。中嶋監督の顔は紅潮していた。「ゲームに出た23人に、ご苦労さまと一言掛けてあげたい。出られなかった選手もいい準備をしてくれた」とたたえた。プレーオフで再びサントリーと相まみえる可能性は十分ある。3季ぶりの優勝に弾みがつく勝利にも、指揮官は「さらにステップアップできるように準備していきたい」と気を引き締めた。