白井「シライ」決めた!床で凱旋V

 「体操・豊田国際競技会・第1日」(14日、豊田市総合体育館)

 男子の床運動は今秋の世界選手権で金メダルを獲得した白井健三(17)=神奈川・岸根高=が自身の名前が付いた新技「シライ」と「シライ2」に成功し、16・325点で優勝。内村航平(コナミ)が15・500点の2位だった。

 白井は日本史上最年少の世界王者に輝いた床運動で、次々と高難度のひねり技を決めた。「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)」を披露し、最後は「シライ(後方伸身宙返り4回ひねり)」でフィニッシュ。“凱旋(がいせん)試合”を楽しみにしていた観客のどよめきを誘った。

 時の人となってからの約2カ月は、テレビ番組への出演や取材の依頼が殺到して引っ張りだこ。練習量は半分に減っていたが、着地の乱れを最小限に食い止め「世界選手権の決勝よりいい出来」と自賛する演技だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス