小塚3位発進「何でこんな点数が…」

男子SPの演技を終え、スタンドの声援に手を振って応える小塚崇彦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・飯室逸平)
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 「フィギュアスケート全日本選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)

 フィギュアスケートのソチ五輪代表選考会となる全日本選手権が開幕。男子ショートプログラム(SP)では、小塚崇彦(トヨタ自動車)が90・70点の高得点をマークして3位発進も、自身の手応えとは違ったようで「何でか知らないけど、あれだけの点数が出たので…、僕自身もびっくりしています」と驚きを隠さなかった。

 小塚は冒頭の4回転と、序盤の3回転‐3回転で着氷が乱れるミス。その他では立て直し、持ち前の高いスケーティング技術を見せたが演技後には「ジャンプがきっちりと決まらなかった」と反省の弁が口をついた。国際スケート連盟(ISU)公認大会ではないことから、非公式記録だが“自己ベスト”となる90点超えに「きっちりできた時に、ああいう点数が出ると思っていたので、驚きました」。

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