エース加藤“五輪前哨戦”圧巻V

 「スピードスケート・ソチ五輪代表選考会」(28日、エムウエーブ)

 日本男子短距離のエースが、圧巻の滑りで優勝した。500メートルでは既に五輪出場を内定している加藤条治(日本電産サンキョー)だが「1位を獲ることに集中していた。結果は狙い通りですね」と充実感をにじませた。

 自身の中で“五輪前哨戦”と位置づけていた。「五輪まで公式戦はないので、自分にプレッシャーをかけるレースをイメージしていた」。タイムも出場選手中でただ一人、34秒台をそろえるなど上々のレースを見せた。

 2本目では、ライバルの長島と隣り合って滑り、フィニッシュすると右手でガッツポーズ。「今後は練習も練習と思わず、緊張感を持ってやっていきたい」。悲願の金メダルを目指す3度目の五輪に向けて、加藤が照準を合わせる。

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