荒川静香さん外科医男性とバースデー婚

 フィギュアスケート女子の2006年トリノ冬季五輪金メダリスト、荒川静香さんが、32歳の誕生日の29日に結婚したと発表した。この日、かねて交際していた一般男性との婚姻届を提出。挙式は未定という。ソチ冬季五輪開幕まであと40日と迫った日、7年前の五輪銀盤のヒロインが幸せをつかんだ。

 署名にスケート靴のイラストを添えた直筆メッセージは、喜びにあふれていた。

 荒川さんは「32歳を迎えた私にとって、新しい一歩を踏み出す日となりました。予てよりお付き合いさせていただいていた方と、本日婚姻届を提出いたしました」と直筆ファクスで報告。「生活の新たなスタートラインに立つことを嬉しく思います」と率直な思いを込めた。

 関係者によると、お相手は今年3月に路上キスを写真誌に報じられた外科医の男性。そのときも、所属事務所は「良いおつき合いをさせていただいていると報告を受けております」などと認め、オープンな交際を続けていた。

 5月に都内で行われたイベントで、荒川さんは「すてきなロマンチックな旅に出たいです。そういうのがあっていい年だし」と発言。さらに「人生で一番幸せなのは新婚旅行じゃないですか。時期?近ければいいですね」と、結婚願望を全開にしていた。

 ひたむきな努力で五輪金メダルを勝ち取ったアジア初の銀盤女王が、有言実行で年の瀬につかんだ、もう一つの“金メダル”。まじめな性格そのままに「明るく温かい家庭を築いていくべく、自分の役割を果たしていけるよう、何事にも一層の努力と責任感を持って向き合い、精進して参りたいと思います」と、真摯(しんし)に誓いの言葉をつづった。

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