日体大4位…5区・服部が意地見せた

 「箱根駅伝・往路」(2日、東京都大手町~神奈川県箱根町=5区間)

 日体大の5区服部翔大(4年)が、前年5区の大逆転劇で襲名した「山の星」の意地を見せつけた。7位でたすきを継いだ後、拓大、青学大、さらに明大を抜き去って4位に浮上し、大歓声を浴びながらゴール。しかし、東洋大・設楽啓のタイムにはわずか1秒及ばず、「1秒だけ負けたのか」とゴール後に悔しさをあらわにした。

 「積極性に欠けるレースをしてしまった。じっくりいきすぎた」と服部。「下りは良かったが、12キロすぎから上げられなかった」と自身の走りを悔いた。3年生主将として金栗四三杯に輝いた前回大会の後は、順調とはいえなかった。ハーフマラソンと1万メートルに出場した昨年7月のユニバーシアード(ロシア)で腰を疲労骨折。「シーズン前半で故障して練習できなかったことは心残り」と言う。

 それでも、別府健二監督が「エースで4番」と称する服部の快走で総合優勝争いに踏みとどまれたのは事実。「復路は焦らず、1つでも上の順位を目指してほしい」と祈るように話した。

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