早大、打倒帝京大へ相撲部員呼び特訓

 全国大学ラグビー選手権決勝(12日・国立競技場)で帝京大と対戦する早大が8日、都内で練習を行い、5大会ぶりとなる優勝へ闘志をみなぎらせた。

 冷たい雨が降りしきる中でも、早大フィフティーンは精力的にグラウンドを駆け回った。ファイナルの舞台で帝京大と雌雄を決するのは3大会ぶり。就任2年目の後藤禎和監督(46)は、勝敗のポイントを「セットプレーの安定感」とした。特に今季のワセダの強みであるスクラムをさらにレベルアップさせるため、7日には相撲部から体重150キロの部員に来てもらい、押し込む特訓を行ったという。

 体格で上回る帝京大対策も施し、PR垣永真之介主将(4年)は「いよいよという感じ。何も残さず全てを出し切るつもりで戦う」と完全燃焼を誓う。シーズン途中から合流した日本代表FB藤田慶和(2年)も「いい準備ができています。自分たちのラグビーをすれば、いい展開になる」とキッパリ。16度目のVへ、信じてきた道を突き進む。

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