大也3冠!萩野との直接対決へ弾み
「競泳・コナミオープン」(18日、コナミスポーツクラブ本店西宮)
昨年の世界選手権男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸大也(19)=JSS毛呂山=が3種目すべてで優勝し、2014年を好発進した。200メートル個人メドレー、100メートルバタフライで大会新を連発。4月の日本選手権でライバルの萩野公介(19)=東洋大=との対決へも手応えをつかんだ。女子200メートル平泳ぎでは、ロンドン五輪銀メダルの鈴木聡美(22)=ミキハウス=が予選落ちした。
予選と合わせて6レース目の男子200メートル自由形。瀬戸は外舘(イトマン)を振り切って3連勝を飾った。「勝ち癖をつける。タイムも大事だけど、最後は勝負勘。タフな選手になる」。本職のメドレーだけでなく、今年はバタフライ、自由形と積極的に多種目をこなすのがテーマだ。
視線の先には、幼少期からのライバルで、ロンドン五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの萩野がいる。「公介にチャレンジしていきたい。公介にできるなら僕にもできる」と“打倒・萩野”に燃えまくっている。
今月末には5カ国対抗戦(オーストラリア)に遠征して、200、400メートルメドレーとも自己記録を狙う。「大幅にタイムを更新して4月を迎えたい」。直接対決となる4月の日本選手権へ向けて、力を込めた。