ブロンコス15季ぶりスーパーボウル
「NFLプレーオフ、ブロンコス26‐16ペイトリオッツ」
カンファレンス決勝が行われ、アメリカン・カンファレンス(AFC)は西地区のブロンコス、QBペイトン・マニング(37)が400ヤードを獲得する活躍でペイトリオッツ(東地区)を26‐16で下して15季ぶり7度目のスーパーボウル(2月2日・ニュージャージー州イーストラサフォード)に進んだ。ナショナル・カンファレンス(NFC)も西地区のシーホークスがフォーティナイナーズ(49ers=ワイルドカード)に23‐17で勝ち、8季ぶり2度目の進出を決めた。
司令塔のマニングが変幻自在のパスで400ヤードを獲得し、ブロンコスを15季ぶりのスーパーボウルへ導いた。近年は首の負傷に苦しんだ37歳のベテランは「努力は報われる」と喜びをかみしめた。
ペイトリオッツのブレイディとはリーグ屈指のQB対決として注目され、前回までの対戦は4勝10敗だった。第3Qの立ち上がり、的確なパスで7分を掛けて攻め、最後はWRのD・トーマスにTDパスを通し、流れを引き寄せた。サックを2度許してパス獲得が277ヤードにとどまったブレイディとは対照的に、隙がなかった。
コルツ時代の07年もカンファレンス決勝でブレイディとのQB対決を制し、スーパーボウルも制覇した。「偉大なチームとQBを倒した。AFC王者として全力で勝ちに行く」と夢の再現を誓った。