パナ NZ帰りの田中を“マー君”起用

 「トップリーグ・プレーオフ決勝、パナソニック‐サントリー」(9日、秩父宮)

 7日は両チームが出場登録メンバーを発表。3季ぶり2度目、現チーム名では初の頂点を目指すパナソニックは、ニュージーランド(NZ)から強行日程で、きょう8日に帰国するSH田中史朗(28)をリザーブに入れた。

 田中は昨春、ラグビー版メジャーリーグ「スーパーラグビー」で初めての日本人選手として、NZのハイランダーズ入り。今季は中軸として期待され、1日のプレーオフ準決勝を終えると、翌日の便でNZへ。7日はカンタベリーとのプレシーズンマッチでベンチに入り、8日朝に再び帰国の途に就き、東京都内の宿舎でチームに合流するのは8日夜の予定だ。

 パナソニックの中島監督は「ハードですが、スーパーラグビーでもそういうスケジュールはある。決勝に出たいという本人の希望もあって決断しました」と説明した。

 「僕のシナリオでは楽天の田中投手みたいな、最後に試合を締めてもらうイメージ」と中島監督。赤道を飛び越え、地球をまたにかける小さな英雄が、サントリーの3連覇を阻み、パナソニックを栄冠に導く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス