シンクロ日本代表に井村コーチが復帰

 2012年ロンドン五輪で初のメダルなしに終わったシンクロナイズドスイミング日本代表の強化スタッフに、井村雅代元日本代表ヘッドコーチ(63)が代表の支援コーチとして復帰していたことが9日、関係者の話で分かった。同氏とともに日本を支えた金子正子前日本水連シンクロ委員長(69)も指導陣に戻り、チームリーダー兼強化副部長として強化を統括する。

 日本は国際大会の経験の少ない指導者で臨んだロンドン五輪でチーム、デュエットとも5位に終わり、昨夏の世界選手権では3大会連続で全種目の表彰台を逃すなど低迷を続ける。16年リオデジャネイロ五輪へ向け、実績ある指導者の力を借りて再建を目指す。

 井村氏は04年アテネ五輪後に日本代表ヘッドコーチを退き、08年北京五輪とロンドン五輪は中国を率いてメダル獲得に導いた。金子氏は初採用の1984年ロサンゼルス五輪から7大会連続でメダルを獲得した日本の強化の中心を担い、09年までシンクロ委員長を務めた。

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