柴田・藤村組、金星に次ぐ金星で初V

 「大阪国際招待卓球」(15日、ボディメーカーコロシアム)

 男女のダブルス決勝が行われ、男子は柴田直人・藤村友也組(愛知・愛工大)が1月の全日本選手権で3位に入った田添健汰・上村慶哉組(福岡・希望が丘高)を撃破し、初優勝した。静岡・アスモ所属同士の対決となった女子は、平田有貴・石塚美和子組が先輩の河村茉依・森永愛里組に完勝し、初の頂点に立った。

 金星に次ぐ金星で結成2カ月の急造ペアが頂点まで駆け上がった。「2人での試合は3回目だし、目標はベスト16くらい」と無欲だった柴田・藤村組。前回優勝で第1シードの堀・渡辺組(高知・明徳義塾高)を破る番狂わせで8強に進むと「少し自信が付いた」と勢いに乗った。

 準決勝で千葉・高取(山口・野田学園高)を最終セットで下すと決勝の格上ペア、田添・上村組との対決も大熱戦。第4セットで相手のマッチポイントを何度もしのぎ、最終セットもジュースの末、勝ち切った。

 「挑戦者だし向かっていく気持ちだった」と柴田は会心の笑顔を見せた。愛工大名電高時代に1度、ペアを組んだが2年後輩の藤村が「下手過ぎた」と即解消。3年ぶりの再結成で即優勝し、藤村は名誉を挽回した。

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