2014.03.01

沙羅、２季連続総合ＶへいざＷ杯終盤戦

拡大

　ノルディックスキーのＷ杯ジャンプ女子は３月１日、ルーマニアのルシュノブで個人第１４戦が行われ、ソチ五輪後の終盤戦が始まる。今季１０勝で個人総合トップを独走する高梨沙羅（１７）＝クラレ＝は、五輪初代女王の２２歳、カリーナ・フォクト（ドイツ）を１、２日の連戦で一気に突き放して２季連続の総合優勝を決めたい。

　Ｗ杯は残り６戦で、各試合の勝者は１００点を獲得する。五輪で４位に終わった高梨は現在１２２０点で、２位のフォクトに４５９点差をつけている。１日の試合でフォクトとの差が５００点以上、２日は４００点以上になれば、昨季に続いて栄冠を手にする。