コロッケ次男 あこがれの琴奨菊マネる
「大相撲春場所」(9日初日、ボディメーカーコロシアム)
新弟子検査が1日、大阪市内で行われ、タレントのコロッケの次男、滝川歩(18)=東京都出身、佐渡ケ嶽部屋=ら49人が受験した。合格者は、内臓検査の結果を待って初日に発表される。172センチ、132キロで体格基準をクリアした滝川は、父のおはこでもある「森進一」の顔まねで喜びを表した。
新弟子検査を終えた滝川は、父とうり二つの顔まねで周囲の爆笑を誘った。「ものまねは、父のまねをしていたら自然にできるようになった。父からは『おれのせいだ』と言われました」と、見事に受け継いだ。
小2から相撲を始め、「いずれは相撲の道」は、父も自身も共通の思いだった。あこがれは兄弟子の大関・琴奨菊。「がぶり寄りを見て、まねできるところはしたい」と表情を引き締めた。
すでに佐渡ケ嶽部屋で稽古を開始しており「思った以上に厳しい世界」と苦笑いした。「相撲で(森進一を)やったら怒られるので…」と、芸を封印し、得意のがぶり寄りに磨きをかける。「関取になることが目標」。“ものまね四天王”の父に負けじと、角界四天王を目指す。