2年ぶりF1復帰の可夢偉“1人4役”

 2年ぶりにF1に復帰する小林可夢偉(27)=ケータハム=が10日、16日決勝の開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)を前に会見し、“1人4役”で多忙を極めていると明かした。

 F1を離れた1年間を「休んだ方がいいみたいですね。逆に自信がついている」と、前向きにとらえた可夢偉。一般からの募金で約1億8千万円の持ち込み資金を集め、無給でケータハムと契約。「今回F1に乗れなければレースをやめていたと思う」と、復帰までの道を振り返った。

 だが、期待されることは多く、「結果はもちろん、プロモーション、開発、スポンサー集め…、全部ですよ。シャワーを浴びる暇もない」と苦笑。会見中も「スポンサーは絶賛募集中です」と営業活動するほどだった。

 ケータハムは設立5年目ながら獲得ポイントは0で、戦力差を受け止め、開幕戦の目標は「まず完走」と設定。それでも「シーズンの最後にどれだけいい成績を残すかが大事。(チームを)見たとき、ダメな理由がなくて疑問だった。僕はそれを変えに来た」と、改革に意欲を示した。新たな挑戦がもうすぐ始まる。

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