沙保里 W杯出場判断は告別式後

 父栄勝(えいかつ)さん(享年61)が11日に急逝し、実家がある三重県津市に帰郷したレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里(31)=ALSOK=が12日、女子日本代表の栄和人監督(53)と面会した。

 吉田に代わって報道陣に対応した栄監督は、出場を予定していた15、16日の女子W杯(東京・小豆沢体育館)に関しては「14日の告別式が終わった後、出場するかどうか自分で決断する」と話した。吉田の気持ちさえ固まれば、13日の通夜で判断を明らかにする可能性もあるという。

 同監督によると、吉田はこの日も栄勝さんに寄り添い、父との思い出を話したという。泣き明かした前日に比べると表情も少し和らいできた。次兄栄利(ひでとし)さんは「家族としては出てもらいたい。おやじの気持ちもそうだと思う」と、出場を後押しする意思を示した。

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