モンゴルでも喜びの声!好感度抜群

 「大相撲春場所・千秋楽」(23日、ボディメーカーコロシアム)

 大関鶴竜が大関琴奨菊を寄り切りで下し、14勝1敗で幕内初優勝を果たすとともに場所後の横綱昇進を確実にした。先場所は14勝1敗の優勝同点で今場所が綱とりだった鶴竜は、場所前に日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が明示した「13勝以上の優勝」という昇進の目安を満たした。取組後には、審判部が同理事長に横綱昇進を諮る臨時理事会の招集を要請。24日の横綱審議委員会の推挙を経て、26日の夏場所番付編成会議と理事会で正式に第71代横綱鶴竜が誕生する。

 鶴竜の出身地・モンゴルは喜びに包まれた。ウランバートルの会社員、ビャムバーさん(39)は「とてもうれしい。鶴竜は感情を表に出さないが精神的に強い力士」と興奮した様子で話した。派手さはないが着実に実力を伸ばしてきた鶴竜に対し、モンゴルでの好感度は高い。遊牧民のラドナーさん(64)は「謙虚な力士で体重も比較的軽かったが、非常に努力した結果、優勝につながった」と評価した。

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