錦織が準決勝棄権 左脚付け根に痛み
「テニス・ソニーオープン」(28日、マイアミ)
世界ランキング21位の錦織圭(24)=日清食品=は左脚付け根の痛みのため、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との男子シングルス準決勝を棄権した。
2月のデルレービーチ・オープン2回戦も同じ部分の痛みで棄権した。近く帰国して精密検査を受け、4月4日に始まる国別対抗戦、デ杯ワールドグループ準々決勝に出場するか決める。
錦織は「おとといの(フェデラーとの)試合でかなり痛みを感じ、きのうはほとんど動けなかった。できるだけのことはしたが、さすがに2日間では良くならなかった」と話した。
今大会は4回戦で第4シードのダビド・フェレール(スペイン)、準々決勝で四大大会最多17度の優勝を誇る第5シードのロジャー・フェデラー(スイス)を破る快進撃を見せた。