平野&伊藤組、ワールドツアー最年少V

 「卓球・ドイツオープン」(30日、マクデブルク)

 女子ダブルス決勝で平野美宇(エリートアカデミー)伊藤美誠(スターツ)の13歳コンビがポーランドのペアを3‐0で破り、ワールドツアー初優勝を果たした。国際卓球連盟によると、13歳ペアのタイトルは、前身のプロツアーを含むワールドツアー史上最年少記録。

 6年後の東京五輪出場を夢見る13歳ペアが快挙を達成した。平野は「(優勝賞金)5千ドル(約51万5千円)をもらえたし、信じられない。両親や友だち、コーチにプレゼントを買いたい」と笑みを浮かべ、伊藤は「夢は2020年東京五輪に出ることだけど、16年のリオデジャネイロ五輪にもトライしたい」と目を輝かせた。

 4歳の時から一緒に練習してきた2人は、10歳で出場した3年前の全日本選手権シングルス1回戦を突破して脚光を浴びた。中学進学とともに、平野は山梨から日本オリンピック委員会(JOC)が有望な若手を寄宿制で強化する東京のエリートアカデミー、伊藤は静岡から大阪の関西卓球アカデミーに拠点を移し、腕を磨く。伊藤は「満足することなく、タイトルを取り続けたい」と意気込んだ。

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