13歳平野美宇は2冠逃すも充実感
「卓球スペインオープン・最終日」(6日、アルメリア)
女子シングルスはワールドツアー史上最年少で決勝に進出した13歳の平野美宇(エリートアカデミー)が元中国代表の37歳、リ・フェン(スウェーデン)に1‐4で敗れ、同い年の伊藤美誠(スターツ)とのペアで2週連続優勝を果たしたダブルスと合わせた2冠達成はならなかった。
ワールドツアー初制覇はならなかったが、試合後は満足そうな表情を浮かべた。「目標より上に行けて、強い選手に勝てて良かった」と、2種目で快進撃を見せた平野は充実感を漂わせた。
国際卓球連盟によると、ツアーの同種目で13歳の決勝進出は最年少。元世界選手権女王の郭躍(中国)が2003年に15歳で進んだ記録を11年ぶりに塗り替えた。