佐藤真海、Wベア受賞で名スピーチ再び

 デイリースポーツ制定「2013年度ホワイトベア・スポーツ賞」の表彰式が8日、都内で行われた。東京オリンピック・パラリンピック招致委員会プレゼンテーターを務めた特別賞の佐藤真海(32)=サントリー=と、スキージャンプ女子でW杯総合2連覇を成し遂げた高梨沙羅(17)=クラレ=らが、さらなる飛躍を誓った。

 佐藤がこの日も“名スピーチ”を披露した。トップを務めた昨年9月の東京オリンピック・パラリンピック招致最終プレゼンテーションとは逆に、受賞者4人の最後に登壇。パラリンピアンとして初の受賞に感謝した後、同席した高梨、体操・白井、陸上・桐生の10代トリオを見て「随分、自分も年を取ったな」とこぼし、笑いを誘った。

 さらに、デイリースポーツ紙を紹介した沼田社長の「阪神、競馬を除いた1面は年間で約5%」という言葉に反応。最終プレゼンで感動を呼び、昨年9月9日の紙面で“狭き門”を突破した佐藤は「5%を(プレゼンの)4分間で書いていただいて光栄。この後の選手も続いてもらえれば」と流れるようにアドリブで加え、大きな拍手を浴びた。

 自身を「アダルトアスリート」と称す32歳の走り幅跳びへの意欲は落ちていない。昨年後半は多忙をきわめて練習時間が減ったが、「今年に入って確保している。6月にドイツ遠征の予定」と明かした。招致に尽力した東京大会までは「考えていない」としたものの、4大会連続出場がかかる16年リオ大会はしっかり見据えている。

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