桐生、リレーで上々の大学デビュー

 「岩壁杯8大学対抗陸上」(13日、八王子市上柚木公園陸上競技場)

 陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18)=東洋大=が、男子400メートルリレーで大学デビューを果たした。

 「花粉症の影響で、午前中はずっと頭が痛かった。鼻(水)がめっちゃ出ました」と万全ではなかったが、第3走で登場すると、4~5番手でバトンを受けると、地力の違いを見せつけ、トップに浮上。東洋大はアンカー勝負に敗れ、2位に終わったが、上々のデビューとなった。

 39秒69は東洋大記録。いきなり大学の歴史に名を刻んだ。「みんなで東洋大記録を作ろうという話をしていたので良かった。何とかトップでバトンを…と思っていたので、まずまずですね。大学の大会は盛り上がっていて楽しかった」と、笑顔を浮かべた。

 今後は20日の出雲陸上、29日の織田記念陸上で100メートルに出場する。来週からは大学の授業も始まるなど忙しい日々だが「記録を狙っていきたい」と、キッパリ。充実の日々を送る18歳が、日本人初の9秒台の偉業へ挑む。

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