五輪で史上最多１８個の金メダルを獲得した競泳男子のスター、マイケル・フェルプス（２８）＝米国＝が現役に復帰することが１４日、明らかになった。

　ＡＰ通信によると、バウマン・コーチは２４日から米アリゾナ州メサで行われる大会の５０メートルと１００メートル自由形、１００メートルバタフライにエントリーしたことを明らかにした。１６年リオデジャネイロ五輪挑戦については明言しなかった。

　フェルプスと同じく個人メドレーとバタフライを得意とする、世界選手権４００メートル個人メドレー金メダリストの瀬戸大也（ＪＳＳ毛呂山）は「何秒出るのか楽しみ。リオデジャネイロ五輪に向けて上げてくると思う」と語った。同種目でロンドン五輪銅メダルの萩野公介（東洋大）を指導する平井伯昌コーチは「脅威は脅威」としながら「続けることは大賛成」などと話した。