川内、途中でトイレも大会新V
「とくしまマラソン」(20日、福島橋南~徳島市陸上競技場)
今秋の仁川アジア大会男子マラソン代表の川内優輝(27)=埼玉県庁=が20日、徳島市中心部から吉野川沿いを駆け抜けるとくしまマラソン2014に出場し、腹痛で3分近くトイレに入るアクシデントに見舞われながら、2位に8分49秒差をつける大会新の2時間15分25秒で優勝した。
「1人ではなかなか追い込んだ練習ができない。こういうレースでしっかり追い込んでいきたい」という思いを持って臨んだ。序盤から独走したものの、10キロあたりで腹痛が激しくなり、20キロすぎでコース沿いのトイレに駆け込んだという。「ふがいない。レース前に水分を取りすぎたのかも。応援してもらったのに申し訳ない」と反省しきり。「悔しいので、予定が合えば来年も出たい」と話した。