桐生が流して1位通過 貫禄10秒36

 「関東学生陸上対抗選手権・第1日」(16日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子100メートル予選で、日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18)=東洋大=は全体1位の10秒36で17日の準決勝に進出した。東洋大のアンカーとして出場した400メートルリレーは、同大新記録となる39秒68の全体3位で決勝に進んだ。女子100メートル予選はロンドン五輪代表の土井杏南(18)=大東大=が全体1位の11秒94で準決勝に進出した。

 関東インカレ初登場のスーパールーキーが、貫禄の走りを見せた。向かい風0・6メートルの中、桐生は70メートル付近から流す余裕の走りで全体1位の10秒36をマークした。

 11日のゴールデングランプリ東京では10秒46と不本意な結果に終わったものの、課題のスタートも修正。「今回はうまくいった。まあまあ良かった」と、手応えを口にした。

 東洋大入学から1カ月半。寮の部屋にはテレビがなく、サッカーW杯日本代表についても「大ざっぱにしか知らない」という。17日は準決勝と決勝が行われる。目標の1つに掲げるインカレ4連覇への第1歩を刻む。

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