最後の国立で8大会連続W杯決めた

 「ラグビー・アジア5カ国対抗、日本49-8香港」(25日、国立競技場)

 国立競技場で改修前最後のスポーツ大会が行われ、日本が49‐8で香港を下して4戦全勝で7連覇を達成し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。日本は8トライを奪い大勝。ロックの大野均(36)=東芝=はテストマッチ出場が81試合目となり、日本代表の通算獲得キャップ数で歴代最多の小野沢宏時(キヤノン)に並んだ。W杯は来年9月に開幕し、日本は1次リーグで南アフリカ、サモア、スコットランド、米国と同じB組で戦う。

 数々の名勝負が繰り広げられた国立で最後の試合。日本がW杯出場の権利を得た。リーチ主将は勝利を喜びつつも「納得いくラグビーができなかった」と表情を曇らせた。

 流れをつかんだのは前半28分。左サイドのラインアウトから流れるようにパスをつなぎ、最後は20歳のWTB藤田が右サイドにトライを決めた。2分後にはCTB立川が続いた。後半にも4トライを加えて大勝したが、ミスが目立ち課題も残した。

 W杯で日本は91年大会以来勝ち星がない。それでもジョーンズ代表ヘッドコーチは目標を「8強入り」に定める。過去2大会連続出場の大野は「今の日本代表は僕が知るなかで最強」と言い切った。

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