18歳笹田が初V 母と“親子制覇”

 「体操NHK杯・第1日」(7日、国立代々木競技場)

 女子個人総合が行われ、5月の全日本選手権で2連覇した笹田夏実(18)=日体大=が合計83・725点で初優勝した。1979~82年に4連覇した母弥生さん(旧姓加納)との親子制覇で、2位の寺本明日香(中京大)、3位の井上和佳奈(筑波大)とともに代表入りした。全日本最終日の得点の半分を持ち点に争われ、笹田は2連覇を狙った寺本に1・100点差をつけた。6人の代表は全日本種目別選手権(7月5、6日・千葉ポートアリーナ)で出そろう。

 笹田が初優勝を飾った。寺本と0・200点差の首位で迎えた3種目目の平均台。昨年まで安定感を欠いたG難度の入り技を決め、14・600点の最高点をマークした。2年連続で代表入りし「全日本もNHK杯も優勝して代表に入ったので、チームを引っ張っていきたい」と豪語。母、弥生さんは「安心して演技を見ることができた」と目を細めた。

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