愛あ~連覇逃す 佳純は4強決めた
「卓球・荻村杯ジャパンOP」(21日、横浜文化体育館)
女子シングルス準々決勝などが行われ、連覇を狙った福原愛(25)=ANA=は世界ランク16位のリ・フェン(スウェーデン)に1‐4で敗れた。石川佳純(21)=全農=は、何卓佳(中国)を4‐3で下し、4強入りを決めた。男子シングルス準々決勝は水谷隼(DIOジャパン)がシンガポール選手を下し、韓国選手を破った村松雄斗(エリートアカデミー)とともに勝ち上がった。2人は22日の準決勝で対戦する。
福原は第1ゲームこそ奪ったが、その後は接戦をものにできず「負けてすごく悔しい。もっといい試合ができたんじゃないかと思う。まだまだ」と唇を噛みしめた。それでも今年2月の左足小指骨折から、まだ復帰2戦目。「勝負勘とか、半分ぐらいは戻ってきたと思う。自分でも良くなってる実感はある」。着実に完全復活への階段を上っているようだった。