沙羅、貫禄2連覇 2位に大差圧勝
「大倉山サマージャンプ大会」(3日、大倉山=HS134m、K点120m)
女子は高梨沙羅(17)=クラレ=が127・5メートル、130メートルの合計261・0点で2年連続3度目の優勝を果たした。伊藤有希(土屋ホーム)が2位に入った。男子は竹内択(北野建設)が1回目に126メートル、2回目は最長不倒の132メートルまで伸ばし、合計262・9点で4年ぶり2度目の優勝。栃本翔平(雪印メグミルク)と作山憲斗(北野建設)が2位で並んだ。葛西紀明(42)=土屋ホーム=は4位だった。
2位の伊藤に65・6点の大差をつける圧勝で夏の試合4連勝を飾った高梨は「前日の失敗を切り替えてできた。久しぶりのラージヒルで楽しかった」と満足そうだった。
特に2回目は向かい風をしっかり捉えてぐんぐん伸びた。「転ぶわけにはいかないので自分で判断した」と130メートルで着地。しっかりとテレマーク姿勢を入れて、高い飛型点を獲得したのも光った。6日から再び欧州へ向かい、課題としている助走姿勢の修正を図る。