奈良、元女王追い詰めるも悔し準V
「テニス・シティ・オープン」(3日、米ワシントン)
シングルス決勝は女子で世界ランキング40位の奈良くるみ(22)=安藤証券=が同26位で第6シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に3‐6、6‐4、4‐6で敗れ、2月のリオ・オープンに続くツアー2勝目を逃した。クズネツォワは4シーズンぶりの優勝で通算14勝目を挙げた。
奈良は全仏、全米の元女王を追い詰めたが、わずかに及ばなかった。準優勝に「プレーは良かったし、満足もしている。でも勝ちが近づいていた感じがあったので悔しい」と漏らした。ツアー2勝目は逃したものの「トップ選手に勝てるんじゃないかというところまで持っていけた」との手応えを得た。悔しさは3週間後に開幕する全米オープンで晴らす。