理恵“後継者”平岩が世界体操に意欲

 10月に世界選手権(中国、南寧)を控える体操女子日本代表が6日、都内で強化合宿を公開した。最年少で代表入りを果たした平岩優奈(15)=三菱養和スクール=は、引退した田中理恵さんが「今、日本で一番きれいな体操をする」と絶賛する逸材。初の世界選手権に挑む15歳は「先輩に迷惑を掛けないように、自分の演技をしたい」と、意気込んだ。

 7月の全日本種目別の平均台で優勝し、代表に滑り込んだ。武器は指先までこだわった美しい演技。「筋力が少ないけど、柔軟性はあるほう。指先まで力を入れることは毎日考えて練習してきた」とあどけない笑顔を浮かべながら胸を張った。

 東京都練馬区出身で、現在は成立学園高1年生。チーム内では妹的な存在として可愛がられている。目標とする選手は、ロンドン五輪個人総合銀メダリストのコモワ(ロシア)。「いつか日本も(現在、世界最強の)米国チームみたいになれたらと思う」と、壮大な目標を口にした。

関連ニュース

これも読みたい

    あとで読みたい

    編集者のオススメ記事

    スポーツ最新ニュース

    もっとみる

      あわせて読みたい

      主要ニュース

      ランキング(スポーツ)

      話題の写真ランキング

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス