松本、内股改良の新技決めて手応え
柔道の世界選手権(25~31日・チェリャビンスク=ロシア)女子日本代表が8日、甲府市の山梨学院大での強化合宿を報道陣に公開し、ロンドン五輪57キロ級金メダルの松本薫(26)=フォーリーフジャパン=は内股を改良した新技を決め「やってやったぜという感じ」と手応えをつかんだ。
前日は胃腸炎で休養した松本だったが、この日は元気いっぱい。乱取りでは新技だけでなく相手を何度も豪快に倒し「投げるのがこんなに楽しいとは」と充実感に浸っていた。
52キロ級で昨年銅メダルの橋本優貴(25)=コマツ=は「持ち味の寝技をしっかりやる。五輪2年前というこの時期に一度、頂点に立っておきたい」と初の世界一へ意欲をかき立てた。合宿は10日に終了する。