白井、暫定首位も「1番悔しい大会」
「体操・全日本ジュニア」(16日、横浜文化体育館)
男女1部決勝の2日目が行われ、世界選手権代表の白井健三(17)=鶴見ジュニア体操ク=は、87・700点で4班までを終えて暫定首位に立った。ただ、得意の床で着地を決められず、ラインオーバーもあるなど、17歳最後の大会はほろ苦いものとなった。最終日の17日は、高校総体で優勝した谷川航(18)=市立船橋=らが出場する。
暫定首位には立ったものの、得意の床で着地を乱すなどした内容に、白井は「今年の中で一番悔しい大会。試合が続いた中で、気持ちが続かなかった」と反省が口をついた。それでも「大きなミスがなかったのはプラス」と、昨年より1・65点伸ばし、成長は示した。気持ちを切り替え、10月に日本代表として世界選手権(中国・南寧)に臨む。また、同月の長崎国体は日程の都合上、出場しない。