日本、中国下し3連勝!初メダルに王手
「バレーボール女子ワールドGP・決勝リーグ第3日、日本3-0中国」(22日、有明コロシアム)
世界ランク3位の日本は同5位の中国を3‐0で下し、無傷の3連勝で首位を堅守。勝ち点を9に伸ばし、大会初のメダル獲得に王手を掛けた。
原動力となったのは、新エースのサウスポー、長岡望悠(23)=久光製薬=だ。序盤から要所で力強いスパイクをさく裂。16得点の大爆発に「大事なところで集中して点が取れた」。好きな芸能人は昭和の大女優かつ漫才師の京唄子。「みんなから似ていると言われるので」というムードメーカーが、師匠ばりに会場をどっかんどっかん沸かせ続けた。
23日のベルギー戦で1セットでも取れば、メダルが確定する。大会初優勝の期待も俄然高まってきた。覚醒の予感漂うエースに導かれ、火の鳥ニッポンが一気に頂点まで駆け上がる。