萩野、入江ともに2位「これが現状」
「水泳・パンパシフィック選手権・第3日」(23日、ゴールドコースト)
競泳男子400メートル自由形で、世界選手権銀メダルの萩野公介(20)=東洋大=は3分44秒56で2位だった。北京五輪王者の朴泰桓(韓国)が3分43秒15で優勝した。
男子200メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は1分55秒14で2位。タイラー・クレアリー(米国)が勝ち、萩野は8位に終わった。男子100メートルバタフライは引退から今季復帰したロンドン五輪金メダルのマイケル・フェルプス(米国)が制した。
入江は100メートルに続く制覇を狙ったが、得意の後半に差し切られて2位にとどまった。150メートルまでトップに立っていたものの、ラスト50メートルで伸びを欠き、ロンドン五輪と同じくクレアリーに屈した。レース後はぼうぜんとした表情を浮かべ「これが現状」とうつむいた。