神鋼、荒天の接戦制し白星スタート

 「ラグビー・トップリーグ、神戸製鋼19-17リコー」(24日、西京極)

 B組の2試合が行われ、神戸製鋼がリコーに19‐17で競り勝ち、白星スタートを切った。後半38分にCTB田辺秀樹(26)が逆転のPGを決めた。トヨタ自動車はキヤノンを23‐16で下した。後半3分にルーキーのFB竹田宜純(23)がトライを奪って突き放した。

 神戸製鋼は悪天候の中で接戦を制した。今季から就任したゴールド・ヘッドコーチは「やるべきことを徹底してくれた」と選手をたたえた。後半36分に逆転を許したが、2分後に田辺がPGを決めて再逆転。11季ぶりの優勝へ、白星発進に導いたPGにも「もったいないところもあった。練習しないと」と慢心はなかった。

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