神戸製鋼が9季ぶりサントリー撃破
「ラグビー・トップリーグ、神戸製鋼29-22サントリー」(19日、秩父宮)
B組の1試合が行われ、神戸製鋼がサントリーとの全勝対決を29‐22で制し、開幕からの連勝を5に伸ばして勝ち点を23とした。サントリーは4勝1敗で同18。神戸製鋼は後半、一度は10‐10と追いつかれたが、ナンバー8マパカイトロ、WTB山下楽平のトライなどで突き放した。
後半に4トライを集めた神戸製鋼が、サントリーから9季ぶりの勝利を挙げて全勝を守った。
3‐7の後半1分、相手パスをインターセプトしたフランカー安井がセンターライン付近からの独走トライで逆転に成功。一度は10‐10に追い付かれたが、ナンバー8マパカイトロ、WTB山下の連続トライで流れをつかみ、終盤にもモールを押し込んでトライを奪って快勝。ノーサイドの笛を聞くと選手らは抱き合い、久々にライバルを破った喜びをかみしめていた。