シンクロ銀メダル 井村コーチも評価

 「アジア大会・シンクロナイズドスイミング」(23日、仁川)

 10人で演技し、ソロやデュエット、チームの要素を織り込む非五輪種目のフリーコンビネーションが行われ、日本(乾、三井、中村、箱山、吉田、荒井、糸山、中牧、宮崎、丸茂)は92・6000点の2位。中国が94・9667点で優勝した。日本はデュエット、チームと合わせた3種目すべてで中国に負けて2位だった。

 日本は情熱的な曲に合わせ、息の合った演技を見せた。シンクロの全3種目を2位で終えることになったが、井村コーチは「戦う精神は芽生え始めた」と評価した。復帰した同コーチが指導して約5カ月、お家芸再建の兆しは見せた。エースの乾は「何もかもと言っていいほど、一から始まった。勢いを見せ続けることで2年後の五輪につながる」と言葉に力を込めた。

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