柔道・女子団体は韓国に快勝で「金」
「アジア大会・柔道」(23日、仁川)
団体戦(5人制)が行われ、日本女子は決勝で韓国を破り、金メダルを獲得した。中村美里(三井住友海上)が最初に負けたものの、山本杏(国士舘大)阿部香菜、新井千鶴(ともに三井住友海上)が続けて勝ち、勝負を決めた。日本男子は、初戦の準々決勝でウズベキスタンに敗れ、敗者復活戦ではサウジアラビアに不戦勝で3位決定戦に進出。73キロ級優勝の秋本啓之(了徳寺学園職)らの活躍でモンゴルに勝ち、銅メダルを獲得した。
敵地の熱狂的な応援にも気後れせず、日本は皆が目標に掲げた「団体戦で金」をきっちりと勝ち取った。初戦の準々決勝では中国を下し、準決勝のカザフスタン戦では5人全員が一本勝ちを収めて勢いに乗った。決勝では最初に中村が敗れた。動揺してもおかしくない状況で20歳の山本が一本勝ちでタイに。阿部、新井も勝利で続き、決着をつけた。