窃盗で起訴された冨田、選手村離れ帰国へ

 水泳会場でカメラを盗んだ事件で仁川地検から窃盗罪で略式起訴され、罰金100万ウォン(約10万円)を納付した競泳男子の冨田尚弥(25)=チームアリーナ=が30日、選手村を離れた。同選手は「このたびはご迷惑をお掛けして、申し訳ありませんでした」と謝罪した。出国禁止処分も解け、10月1日以降に帰国する。

 起訴内容によると、冨田は25日にチームの応援で訪れた文鶴水泳場の記者席でカメラを盗んだ。26日夜から事情聴取され、容疑を認めた。日本オリンピック委員会(JOC)は27日に日本選手団から追放したが、同選手は選手村での待機を命じられていた。

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