可夢偉、ファンに御礼激走を誓う
「F1日本GP」(3日開幕、鈴鹿サーキット)
F1第15戦、日本GP(3~5日)の開幕前日会見が2日、三重県鈴鹿サーキットで行われ、小林可夢偉(28)=ケータハム・ルノー=が、支えてくれた日本のファンに御礼の激走を誓った。
一昨年3位に入り、日本GPでは鈴木亜久里以来、日本人22年ぶりの表彰台に上がった。昨季はシートを失い、今季、ファンの支援金も得てF1に帰って来た。
資金繰りに苦しむチーム状態は、いいとは言えない。今季最高は13位。前日に出走が決まり、「僕の車には違うゼッケンが付いていた。あした走るかは分からん」と苦笑いした。
それでも「ファンがいて今年は乗れたのが1番大きい。ファンと一緒に心から楽しむ」とキッパリ。09年鈴鹿で始まったF1キャリア。2年ぶり運命の地で「奇跡」と言う入賞を狙う。