ビアンキ意識不明クラッシュで緊急搬送
「F1日本GP・決勝」(5日、鈴鹿サーキット)
マルシャ・フェラーリのジュール・ビアンキ(25)=フランス=がクラッシュで意識不明の重体となり、救急車で三重県内の病院に搬送され、緊急手術を受けた。
レース終盤、別の選手が事故を起こし、その選手の車を撤去しようとしていた作業車にビアンキの車が突っ込んだ。国際自動車連盟(FIA)などによると、CT検査を受け、「頭部にダメージがある」と診断された。術後は集中治療室に入った。
事故を起こした別の選手や観客、レース関係者にけがはなかった。三重県警が現場検証し、詳しい事故の状況を調べている。ビアンキは昨年、F1デビュー。今年のモナコGPでは自己最高の9位に入賞している。