川内11位に猛省「根本的に弱い」
「ニューヨークシティー・マラソン」(2日、ニューヨーク)
男子では今井正人(30)=トヨタ自動車九州=が2時間14分36秒で7位に入った。川内優輝(27)=埼玉県庁=は2時間16分41秒で昨年と同じ11位。ウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間10分59秒で優勝した。女子はメアリー・ケイタニー(ケニア)が2時間25分7秒で優勝した。
川内はトップと5分42秒差の11位に沈み「恥ずかしい」と自らを責めた。16人の先頭集団だった18キロ付近でペースを上げたが周囲は静観。逆に22キロ付近から集団から脱落した。歯を食いしばって粘り、1度は先頭集団に近づいたが、26キロ付近で再び後退し、ゴール後は医務室に直行した。「力のない選手が(前に)行っても反応しない。他の選手に劣っている。レースを動かす能力がない。根本的に弱い」と反省の言葉を並べた。